SDL Trados Studio 2021 Service Release 1(SR1)では、デスクトップアプリケーションとSDL Trados StudioのクラウドコンパニオンであるSDL Trados Liveに、生産性と操作性を高めるさまざまな新機能が搭載されています。これらの機能強化により、効率性が高まり、翻訳がさらに容易になります。
自動タグ配置機能による生産性向上

クラウドとデスクトップ間の柔軟性が向上
SDL Trados Liveからダウンロードしたプロジェクトパッケージにプロジェクト翻訳メモリ(TM)と用語ベースが含まれるようになり、SDL Trados Studio 2021で完全にオフラインで利用できるようになりました。
SDL Trados Liveで、QAチェッカーやタグ検証などのプロジェクト設定とSDL Trados Studio 2021の同期が強化されました。 また、ユーザーによるプロジェクトのビューの管理も強化され、現在アクセス中のテナントに関連しているクラウドプロジェクトのみを表示することが可能になりました。
ニューラル機械翻訳で3,000種類以上の言語ペアを利用できるようになりました


用語集の機能が向上
SR1によりSDL MultiTerm 2021の機能がさらに強化され、用語集の操作がより迅速で簡単になり、直感的に使用できるようになりました。マウスやキーボードを使用して候補リストの項目をすばやく検索、フィルター、追加できます。また、用語ベース参照リストと用語ベースダイアログボックスへのアクセスがより迅速になりました。
Trados Live Terminologyのユーザーにとって、SDL MultiTermとTrados Live Terminologyがますます近く感じられるようになります。SDL Trados Studioで作業する際に、使い慣れた用語認識設定と精度の高い用語認識を利用し、用語検証を強化することができます。
その他の機能強化
SDL Trados Studio 2021 SR1では、この他にも以下を含む数多くの機能強化も行われています。
- オンラインヘルプを完全にローカライズ
- リモートリソースを扱う際の体験を強化
- クラウドプロジェクト使用時のSDL Trados Studioのエラー処理を改善
- バグ修正 - 詳しくはSR1リリースノートをご覧ください。
